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レントゲン検査
どんなときに行うの?
突然の背中の痛みや血尿など、「尿路結石」が疑われるときに主に使われます 。
レントゲンで何がわかるの?
尿路結石(腎臓、尿管、膀胱にできる石)の有無、場所、大きさを確認できます 。
知っておいてほしいこと
残念ながら、すべての結石がレントゲンに映るわけではありません 。
- 尿酸やシスチンなどが主成分の結石は、ハッキリと映りません 。
- とても小さな結石は見えにくいことがあります 。
- また、骨盤や腸管ガスが多い場合も、見えにくくなることがあります 。
- これらの場合は、必要に応じて連携病院でCT検査を受けていただくこともあります 。
よくあるご質問 Q&A
放射線は体に悪くないですか?
レントゲンの放射線量はごくわずかで、健康への影響はほとんどありません 。安心して受けていただけます 。
妊娠中でも検査できますか?
妊娠の可能性がある方は、必ず事前に教えてください 。必要性を慎重に判断し、可能な場合は他の検査に変更します 。
服は脱ぎますか?
腎臓、尿管、膀胱を撮影するため、お腹まわりを出す必要があります 。金属類(ベルト、ボタン、下着など)は外していただく場合があります 。
泌尿器科のレントゲン検査は、尿路結石を安全かつ素早く確認するための、非常に大切な検査です 。不安なことがあれば、遠慮なく医師やスタッフにご相談ください 。
尿沈渣検査
どんな検査?
尿定性検査で「血尿」や「たんぱく尿」などの異常が見つかったときに、その原因をさらに詳しく調べるために行う検査です。
検査の流れは?
こちらも尿を採るだけなので痛みはありません 。採った尿を専用の自動分析装置にかけ、尿の中に沈んでいる小さな粒(沈殿物)を機械で分離・分析します。
何がわかるの?
尿の中に含まれる細胞や細菌、結晶の数や種類が正確にわかります。
| 赤血球 | 血尿の原因が、結石によるものか、それ以外の出血によるものかを判断します。 |
|---|---|
| 白血球・ 細菌 |
膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症の原因となる、細菌や炎症の細胞の有無を確認します。 |
尿定性検査(試験紙で行う尿検査)
どんな検査?
「尿検査」と聞いて一番に思い浮かべる、コップに採ったおしっこを調べる最も基本的な検査です。
痛みは全くなく、検査用の紙(試験紙)におしっこをつけて、色の変化を数十秒でチェックします 。おしっこは体の中の「健康の鏡」のようなものです。
何がわかるの?
腎臓や膀胱だけでなく、全身の病気の手がかりを素早く知ることができます。
| 尿潜血 (血尿) |
おしっこに血が混じっていないか(膀胱炎、結石、腫瘍などの可能性) |
|---|---|
| 尿たんぱく | 腎臓のフィルター(ろ過機能)がうまく働いているか(腎炎などの可能性) |
| 尿糖 | 血糖値が高すぎないか(糖尿病の可能性)。 |
| 白血球反応・ 亜硝酸塩 |
細菌感染(膀胱炎や腎盂腎炎)がないか。 |
尿流測定検査 (UFM:Uroflowmetry)
どんなときに行うの?
以下のような排尿の悩みがある方に行います。
- おしっこに時間がかかる、勢いがない
- 途中で尿が止まる、ちょろちょろとしか出ない
- 残尿感がある
- 頻尿や夜中に何度もトイレに行く
- 前立腺肥大症などの治療効果を判定したい
検査の流れとわかること
検査はとても簡単で、痛みもありません。
- 尿意を感じた状態で来院し、おしっこがある程度たまっている状態で検査をします。
- 個室に設置された便器型の測定器(TOTO SKY)に向かって、普段通りに排尿するだけです。
- 排尿の勢い・量・時間などが自動で記録され、グラフ化されます。
検査のメリット
| 検査のメリット | 針や器具を使いません。 |
|---|---|
| プライバシー保護 | 個室で行うので、人目を気にせずリラックスできます。 |
| 診断に直結 | 結果をもとに、病気の有無や治療方針(お薬の変更、手術など)を正確に決められます。 |
おしっこの勢いは、あなたの健康状態を知る大切なバロメーターです。
お気軽にご相談ください。
腹部超音波検査(エコー)
どんなときに行うの?
主に、尿の通り道(腎臓、尿管、膀胱、前立腺など)を調べるときに使います 。
- 血尿や腰・わき腹の痛みがあるとき。
- おしっこが出にくい、頻尿、残尿感(尿が残っている感じ)があるとき。
- 腎臓結石や、尿の流れが滞って腎臓が腫れる水腎症が疑われるとき。
- 前立腺肥大症や、腫瘍がないかを調べるとき。
検査の流れとわかること
検査は5分程度で、痛みもなく終わります。
- ベッドに仰向けになり、お腹にゼリーを塗ります。
- 機械(プローブ)をその上からお腹にあてて、臓器を観察します。
特にわかること
- 結石(石)や腫瘍の有無。
- 腎臓が腫れていないか(水腎症:腎臓に尿が溜まっている状態)。
- 排尿後に膀胱の中にどれだけ尿が残っているか(残尿検査)。
- 前立腺の大きさ(前立腺肥大の有無の確認)。
メリットと注意点
| メリット | 放射線を使わず安全なので、妊娠中の方でも安心して受けられます。その場ですぐに結果を確認できます。 |
|---|---|
| 注意点 | 膀胱をよく見るために、事前に尿を溜めていただく場合があります。 |
「体に優しい画像検査」で、体の異変を早く見つけましょう。
不安な点があれば、お気軽にご相談ください。
膀胱尿道鏡検査(内視鏡検査)
どんなときに行うの?
以下のような症状や病気が心配なときに行います。
- 血尿(尿が赤く見える)が出たとき。
- 膀胱がんや尿道の病気が疑われるとき。
特に「血尿があるけれど、他の検査では原因が見つからない」という場合、この検査が診断の決め手になります。
検査の流れとわかること
- まず、ゼリー状の麻酔薬を尿道に注入し、痛みを和らげます。
- 内視鏡を尿道から挿入し、膀胱の中を観察します 。内視鏡は細く・柔らかいので、痛みは少なく、少しの違和感がある程度です。
- 検査は5分程度で終わり、すぐに画像を見ながら医師が結果を説明します。
検査のメリット
- 尿道・膀胱を直接内視鏡で見て確認できるため、正確な診断につながります。
- 不安な方は、医師やスタッフにご相談ください。リラックスして受けていただけるようサポートします。
この検査は、尿路の病気を早期に見つけるための重要な一歩です。
採血検査
特に泌尿器科では、次の3つの目的で採血検査を行います。
前立腺がんの早期発見 (PSA検査)
| 調べるもの | PSA(前立腺特異抗原)という、前立腺から出るタンパク質。 |
|---|---|
| わかること | 血液中のPSAの値が高いと、前立腺がんや前立腺肥大症などの病気が疑われます。 |
| 大切さ | 特に50歳以上の男性にとって、症状がない早期の前立腺がんを見つけるのにとても役立ちます 。早期発見は、体への負担が少ない治療を選ぶことにつながります 。 |
腎臓や尿路の炎症のチェック
| 調べるもの | 白血球やCRP(炎症反応)、腎臓の機能を示すクレアチニンやBUN。 |
|---|---|
| わかること | 発熱や腰の痛み、尿の濁りなどの症状があるとき、体の中でどのくらい炎症が起きているか(腎盂腎炎など)や、その炎症が腎臓に影響していないかがわかります。 |
| 大切さ | 炎症の程度を早く知ることで、点滴や入院など、適切な治療をすぐに始めることができます。 |
お薬による影響の確認
| 調べるもの | 腎機能、肝機能。 |
|---|---|
| わかること | 感染症や排尿障害の治療で使うお薬が、腎臓や肝臓に負担をかけていないかを定期的にチェックします。 |
| 大切さ | 特に高齢の方や持病がある方は、安全に治療を続けるために、この定期的なチェックがとても重要です。 |
採血検査は、あなたの体の状態を「見える化」し、病気を早く見つけ、適切な治療につなげるための大切な手がかりです 。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください 。