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尿漏れパッドの正しい選び方と使い方

2026.04.23
尿漏れパッドの正しい選び方と使い方

「尿漏れが気になって外出できない…」
「パッドを使ってみたけれど、いまいち合わない」
「自分に合う商品がわからない」

そんなお悩みをお持ちの方は意外と多いものです。

尿漏れパッドは、正しく選び、上手に使うことで、日常生活の不安を大きく減らせるアイテムです。

今回は、尿漏れパッドの種類や選び方、上手な使い方のコツをわかりやすくご紹介します。

尿漏れパッドとは?

尿漏れパッドは、軽い尿もれを受け止めるための吸収製品です。
尿失禁に対する不安を和らげ、安心して生活するためのサポートアイテムとして、多くの人に利用されています。

紙おむつと違い、パンツの内側に貼って使う薄型タイプが主流で、下着感覚で使えるのが特長です。

尿漏れパッドが必要な主なケース

• くしゃみや咳で漏れる(腹圧性尿失禁)
• 急な尿意で間に合わない(切迫性尿失禁)
• 高齢による筋力低下
• 前立腺手術後の一時的な尿漏れ
• 外出・旅行・仕事中の“念のため”の安心対策

「まだ自分は使う段階ではない」と感じている方も、予防・不安軽減のために使うのはとても有効です。

選ぶときのポイント①:吸収量で選ぶ

尿漏れパッドは、吸収できる量に応じて分類されています。
目安として「何cc吸収できるか」がパッケージに表示されています。

吸収量の目安
吸収量 対応する症状の目安 使用時間
30〜50cc くしゃみや立ち上がり時の軽い漏れ 数時間
100〜150cc トイレまで間に合わないことがある 半日程度
200cc以上 繰り返し漏れる、日常的な使用 長時間用・夜間用

※過剰に多い吸収量を選ぶと、ごわつきやムレの原因になるため、
症状に合った吸収量を選びましょう。

選ぶときのポイント②:サイズと形状

● パッドタイプ(下着に貼るタイプ)

• 一般的な尿漏れ対策用
• 動きやすく、違和感が少ない
• 男女兼用・女性専用・男性専用など形状が違う

● パンツ型(パッド一体型)

• 中〜重度の尿漏れ対策
• パッドのずれが気になる方や、寝たきりの方に

● 男性専用パッド

• 前側に厚みがあり、局所的な漏れに対応
• ズボンにも響きにくく、仕事中でも安心

選ぶときのポイント③:装着感・使いやすさ

粘着テープの強さ(動いてもズレにくいか)
通気性・吸水性(長時間使ってもムレないか)
肌触り(敏感肌でもかぶれにくいか)

市販品をいくつか試して、自分にとって“違和感の少ないパッド”を見つけましょう
最近はドラッグストアやネットで少量パックやサンプルセットも入手できます。

尿漏れパッドの正しい使い方

1. 下着にしっかり固定する

• 下着の中心にパッドを貼り付けます
• 粘着面がしっかりつく綿素材の下着を選ぶとズレにくく安心です

2. トイレのたびに交換する

• 長時間同じパッドを使うとかぶれ・におい・衛生面の問題が起こる可能性があります
• 尿量が少なくても、1回使ったら交換するのが基本です

3. ゴミの処理もマナーを守って

• 使用済みパッドは小さく丸め、トイレには流さず、袋に入れて燃えるゴミへ
• 外出時は消臭袋などを持ち歩くと安心です

恥ずかしいことではありません

尿漏れパッドを使うことに「まだ早い」「恥ずかしい」と感じる方もいます。
ですが、それは「自分の生活を守るための正しい選択」です。

むしろ、不安を抱えたまま外出を控えることの方が生活の質を下げてしまいます。
パッドを使うことで、買い物、旅行、仕事などを安心して楽しめるようになることはとても大切なことです。

尿漏れパッドは「治療の代わり」ではありません

パッドはとても便利ですが、それだけに頼って治療や相談を後回しにするのはおすすめしません。

尿漏れは、骨盤底筋のトレーニングや内服治療、場合によっては手術で改善することもある症状です。

「とりあえずパッドでしのぐ」のではなく、
専門の泌尿器科で原因を調べ、適切な治療を受けることが本来の対処法です。

まとめ:上手に使って、不安なく暮らすために

まとめ:上手に使って、不安なく暮らすために

• 尿漏れパッドは、症状・体型・目的に合わせて選ぶことが大切
• 正しく使うことで、外出・仕事・旅行の不安を軽減できる
• パッドは安心のためのサポートであり、治療の代わりではない
• 尿漏れが続く場合は、泌尿器科での診察・治療が必要

「もしかして使ってみようかな…」と思った方も、
「どう選べばいいのかわからない…」と迷っている方も、
ぜひお気軽に泌尿器科クリニックへご相談ください。

院長 鵜木 勉

執筆者

いんざい腎・泌尿器科クリニック
院長 鵜木 勉

専門資格

  • 医学博士
  • 日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医
  • 日本泌尿器科学会 泌尿器科指導医

など

Web予約

047-637-7781